第5学年 ふるさと学習

本日、本校の5年生と桃李小学校の5年生が一緒に『杉沢の沢スギ』と『入善ジャンボ西瓜』の西瓜畑に「ふるさと学習」に行きました。

『杉沢の沢スギ』では、以前本校の校長先生だった高澤 優先生に説明していただきました。高澤先生は、沢スギのすぐ近くに住んでおられ、幼少の頃から沢スギで遊んでおられたそうです。沢スギができた湧水の話や、沢スギの中の動植物の話などを分かりやすく教えていただきました。湧水の温度は、一年を通して15~18℃と変わらないことから、冬は暖かく、夏は涼しいため、「タブノキ」といった暖地性の植物と「ショウジョウバカマ」のような山地性の植物が同時に見られる貴重な場所です。試しに湧水に手を入れてみました。夏真っ盛りなため、とても冷たく感じました。
高澤先生、ありがとうございました。

次に『入善ジャンボ西瓜』を作っておられる農家の高見さんの畑に行きました。高見さんからは、「入善ジャンボ西瓜の種は、普通には買えないこと」、「美味しい西瓜を作りたいからリスクの高い種苗栽培をしていること」、「受粉は虫に任せず、人の手で計画的にしていること」、「140年の歴史があること」、「大きいもので重さ30㎏になること」などを教えていただきました。
高見さんが「入善町が世界に誇れる西瓜です。それを守っていきたい。」と言われたことが印象に残っています。

学校へ戻って、高見さんから頂いた入善ジャンボ西瓜を食べさせて頂きました。甘く、みずみずしく、西瓜のシャキシャキ感が心地良く、西瓜の風味いっぱいの美味しい西瓜でした。高見さん、ありがとうございました。そして、ごちそうさまでした。