本日、「6年生を送る会」を開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の猛威が収まらない中で、開催できるか心配していたところですが、会場をランチルームから体育館に変更したこと等の感染対策により、開催することができました。
6年生のリーダーとしての功績を知っている1~5年生の子供たちは、お世話になった6年生に感謝の気持ちを劇やダンス、合奏、呼びかけ等で表現しようと何日も前から練習を重ねてきました。少人数であるため、一人一人が貴重な役割を担っています。
1・2年生は、劇、浦島太郎ではなく「ひばりのたろう」です。6人しかいないのに一人で何役も担当し、素晴らしい劇を演じてくれました。ダンスあり、縄跳びあり、合奏ありのダイナミックでテンポのいい演出と出来栄えに驚きました。成長した3人の1年生とその1年生を支えた2年生の凛々しさに感動しました。
3・4年生は、劇「ひばり野のはてまでイッテ突破」で、テレビ番組「イッテQ」のパロディ版です。ここでは、6年生と「早口言葉対決」をしたり、ひばり野小学校6年生の「お宝」を奪いに来た不審者が登場し、その「お宝」とは何かを当てるクイズをしたり、「茶色の小びん」を演奏したり、笑いと感動あふれる出し物でした。6年生の「お宝」が「笑顔」だったとわかった時は、「なるほど!」と思わず口に出してしまいました。
5年生は、これもテレビ番組「ヒルナンデス」のパロディで「ゴネンナンデス」の劇です。キレッキレのダンスは、さすが高学年です。また「キリマンジャロ」の演奏は、各楽器のクォリティが多角、迫力満点でした。何より、この送る会を企画し、運営を立派に行った5年生に感謝と称賛の拍手を送ります。
次は、先生方からの出し物です。感染予防の観点から、本日は歌の歌唱を控えていたので、以前に録画しておいた「愛は勝つ」の動画を流し、呼びかけを行いました。歌も呼びかけも先生方の心を込めたメッセージとして届いてくれたなら幸いです。
6年生からもお返しの劇「おむすびころりん」がありました。おむすび一つ一つに、6年生が下級生に大切にしてほしい「言葉づかい」、「あいさつ」、「おもいやり」の意味を込め、劇中のストーリーに盛り込んでいました。6年生のひばり野小学校を愛する心が表現された出し物でした。
最後に、下級生や先生方で花道を作り6年生を送り出しました。40名しかいない6年生を送る会でしたが、子供たち一人一人全員が輝いていました。