7月12日(月)の5限目に水辺の事故から命を守る「着衣泳」を学習しました。プールに入る前に「水辺の安全学習アプリ」を使って、水の事故を未然に防ぐ方法や、いざという時の命を守る泳ぎ方等を体育館で学習しました。
プールでは、着衣のまま水に入った時の「気持ち悪さ」を実際に体感しました。「ウェー!」とか「ヒェー!」といった声が自然と出てきました。また、着衣のまま泳ぐ難しさ、浮いていることの難しさも体験できたようです。特に水に頭の後頭部を付け、口だけを水面から出して呼吸しながら泳ぐ「背浮き」は難しいうえに周りが見えない恐怖から、なかなか思うようにできなかったようです。しかし、水の流れに逆らって体力の消耗を防ぐ方法の体験は少なからず、いざという時に役立つはずです。
子供たちには、もう一つ大切なことを話しました。「絶対に泳いで人を助けない」水の流れに逆らえるほど、人は体力も泳力もありません。陸から浮く物を投げてあげたり、救助を要請したり、泳がなくてもできることはたくさんあります。最後に友達同士で手を繋ぎ安全を確保しながら救助するヒューマンチェーンを体験して着衣泳を終えました。