人権教室

6月24日(木)

本日、人権擁護委員の小堀さん、野田さん、佐藤さんをお招きして1年生~4年生を対象とした人権教室を開催しました。

人権擁護委員の皆さんに紙芝居「白い魚とサメの子」を上演していただきました。

あらすじは、いじめられっ子の白い魚は,いつも一人ぼっち。ある日、お母さんに,「ぼくなんか,サメに見つかって食べられればいいんだよ。」と言います。お母さんはショックを受け,命を大切にするよう涙 を流します。白い魚は、一度は元気を取り戻しますが,うまくい きません。そんな時、夢の中に龍が現われ,「仲間になるということは,仲間と同じになることじゃない。自分らしさを大切に。君にもいいところはたくさんある。」 そんなある日,突然の嵐がやってきて、白い魚は,危険をかえりみず逃げ惑う魚たちを助けてあげ ます。助けられた魚たちは,これまでのことを深く反省し,白い魚と仲良く暮らしていきます。また、白い魚が、いじめられているのを知りながら見て見ぬふりをしていたサメの子は、白い魚の優しさに触れ、助けてあげられなかったことを謝ります。白い魚とサメの子はとても仲良しになり、白い魚は一人ぼっちではなくなります。白い魚にとっ て自分らしさとは,「優しさ」と「思いやれる心」だと分かるのです。

ひばりっ子たちは、キラキラした眼差しで紙芝居に見入っていました。きっと子供たちの心に「人権」の小さな灯がともったのではないでしょうか。